日本の国技で活躍している先輩 紹介します!

大相撲で島根県出身の現役力士は6名いるのは知っていましたか?

隠岐の島町出身の”隠岐の海”が活躍していますが、今回 なんと!昨年 相撲界へとびこんだ松江市出身の”三島”こと三島慧太さんとお話することができました。

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(インタビュアーは事務局長)

◎中学はソフトテニス部、高校はレスリング部と全く違う競技をやろうと思ったきっかけは?

「友達が入部するから一緒に入った。」となんとなくだったようです。

◎レスリングをやって良かったことは?

「毎日の練習はとてもきつかったけど、試合で練習成果が発揮できて勝つことができるようになり、達成感があった。部活動をとおして体力的にも精神的にも強くなった。そのおかげで稽古でも頑張れていると思う。部活動の中では自分の居場所を見つけることができ、苦楽を共にした友人とは今でも会ったりしている。」

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◎大相撲の世界に入った理由は?

「相撲は見たこともなく知らなかった。高2の時は就職しようと思っていたが、合同練習会に参加した時に親方(鳴戸親方)に出会い、誘われた。のちに聞いた話では”一目惚れした”とのこと。恵まれた体格(当時190㎝、115㎏)をしていると言われ、できる人も少ないのでチャンスがあるのであれば挑戦したいと思った。親方がレスリング経験者であることもよかったと思う。相撲は1対1の対人競技で自分が頑張った分が結果になり、全部自分に戻ってくる。
とても厳しい世界だけど、階級もなく強ければどんどん上に上がれる。コロナ禍で大変だけど、今できることを精一杯やろうと思う。」

◎現在の目標は?

「幕下にはいること。」

*番付は 序の口ー序二段ー三段目ー幕下ー十両ー幕内となり現在 三島さんは三段目。

大会=場所は初場所、春場所、夏場所、名古屋場所、秋場所、九州場所と6回あり、三段目は1場所7回取り組みがある。勝ち越せば番付を上げることができるが、反対に負ければ番付を下げてしまう。7勝すればだいたい100枚ぐらいあがるとのこと。

◎最後に島根県の高校生のみなさんへのメッセージをお願いします。

「3年生は最後の大会がなくなってしまった選手もいてやるせない気持ちで今は辛い時期だけれども、高校時代の3年間にやってきた活動は決して無駄ではなく、今後の人生に繋がっていくと思うので頑張ってほしい。
1、2年生は大会がなくなり、練習ばかりと自分の成果をみせることができなかったと思うけど、これからの大会でやってきたことを見せることができるから、自信をもってやってほしいと思う。」

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島根県から応援してます!
三島さんの今後の活躍に期待します!!!

<プロフィール>

本名:三島慧太
所属:鳴戸部屋(元大関 琴欧洲)
三段目 西 83枚目(10月1日現在)
県立松江工業高校卒(令和元年度)
高校時代はレスリング部所属
3年次には国民体育大会(福井)で120㎏級で3位に入賞する。